浜名湖花博2024

20年前、2004年に浜名湖花博が4月から10月まで半年間も開催されました。いらしたことのある方も多いと思います。

しずおか国際園芸博覧会「パシフィックフローラ2004」と「第21回全国都市緑化しずおかフェア」の愛称だった「浜名湖花博」は半年で500万人もが訪ねた記憶にのこる花のフェスティバルでした。私もこの間に多くのツアーを作りました。入場してすぐ目に入った虹色のような多肉植物の花壇、水辺の花壇、国際花園で見られた世界の庭園、一番奥の「モネの庭」、川沿いの美しい花々、江戸の園芸館など今も記憶に残っています。

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その後、開催から10年後にも小規模な浜名湖花博アニバーサリー10年が開催されました。あまり期待はしていなかったのですが、はままつフラワーパークの桜とチューリップの景色と合わせてツアーを企画して皆様をご案内しました。10年前の華やかさはなかったのですが、金網で囲われていた小さなジュラシックツリーが10年後に会場に行って見た時、見上げるような大きさになっていたのは驚きました。

そして、一番奥の「花美の庭」のガーデンを見て、その美しさに圧倒されたのでした。当初2004年の花博開催の際は「モネの庭」という名前でした。本場フランスのジベルニーの「モネの庭」の責任者がチェックにきていたのです。しかし、その後この名前を使うことができないことになり、印象派の庭「花の美術館」または「花美の庭」と改名しています。この公共の広い広いガーデンの一番奥の静かなガーデンは、閉園後はそこまで話題にも上りませんでしたがこの10年後の庭を見て、10年の間ガーデナーさんたちはこんなに頑張ってこのガーデンを進化させてきたのか、と感激するようなデザインと色彩のガーデンになっていました。

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それから、私は毎年浜名湖ガーデンパークに足を運ぶようになりました。もうひとつの見どころである、はままつフラワーパークの桜とチューリップの咲く4月の初旬とバラの美しい5月の中旬に必ずツアーを企画するようになり、毎年定番のツアーとなったのです。

そして、今年2024年春に20年目のアニバーサリーとして約2ケ月間、花の博覧会が開催されます。 20年前、浜名湖ガーデンパークだけだった会場は今回ははままつフラワーパークが加わり、2つの会場で桜の時期から始まります。チューリップの咲く景色が春一番の見どころの「はままつフラワーパーク」は3月23日~6月16日。少し遅れて「浜名湖ガーデンパーク」は4月6日~6月2日までとなります。

開催期間には何度も通う予定ですので、その様子はまたご報告したいと思いますが、ぜひ開催期間中にいらしてみてください。

浜名湖花博2024ホームページ

https://hanahaku2024.jp/

花旅コーディネーター 舩山 純(ふなやまますみ)